コトバ・シグサ・アイ

二宮神山担の思うこと

清く正しく楽しくヲタクするために。

例のブログ、さわりだけ読んで閉じてしまった自分に酷く後悔している。現在は記事もアカウントも消してしまったようで、ちゃんと記事を読み直すことは出来ない。

わからない人に軽く説明すると、「ライブ中メンバーが近くに来てくれたが、隣の客が持っていた、ルールで決められたサイズより大きいうちわ(いわゆる 規定外)のせいでメンバーの顔さえまともに見えず、メンバーはその大きな規定外うちわにファンサをした。違反者にファンサをするそのメンバーのことが嫌いになりそう」と言った内容だった。

 

この可哀想な筆者さんに対して、「メンバーを名指しして「嫌いになった」と書くなんてありえない」「気持ちは分かるが、この記事だけを読んだ人がメンバーを誤解して悪いイメージがついてしまう」と非難する声が相次いだ。

 

確かに、わざわざ「嫌いになった(なりそう)」とストレートに書く必要は無いと思った。それを見た人全員が記事をしっかり読むとも限らないからこそ、メンバーへの不満より違反者に対する不満を全面に押し出す言葉を書くべきだったと思う。また、「あのメンバーは規定外うちわによくファンサをする」って書いてしまうと、「規定外を持てばファンサが貰える可能性が高くなる」と受け取る人もいるかもしれない。そんな人が増えてしまったら、違反者が増えて、筆者さんと同じように悲しむ人も増えてしまう。

 

 

言葉とは難しいもので、いくら頑張って考えても、伝えたいことは伝わりきらないことの方が多い。本来書きたかったのは違反者への不満なのに、大多数の人にはそれよりもメンバーが嫌いになったというインパクトのある言葉が響いてしまった。筆者さんもメンバーのことが好きなはずで、好きだからこそ悲しい思いをしたはずだ。これ以上同じ思いをする人が増えて欲しくないと思って、強い意志で記事を書いてくれたのだろう。そんな方が非難されるのは見ていて苦しい。

 

 

ここまで書いて結論をなんて言ったらいいのかわからないけど、マナー違反する人がいなくなればこんな気持ちにはならない。清く正しく楽しくヲタクをするために、マナーは守れ