コトバ・シグサ・アイ

二宮神山担の思うこと

自担が結婚発表しました。私と二宮和也のこれまでとこの先。

だいぶ落ち着いてきました。

 

来年から晴れて社会人になる私が、この人生の半分以上を費やしてきたアイドルの結婚発表について、思ったことを書きます。

 

そもそも、筋金入りのアイドルヲタである私が熱愛報道の類に興味を示さなくなった一因は二宮和也である。ファンになり始めた頃はもちろんそういう話には敏感だった。小学生の頃の私は彼に相当恋をしていた。熱愛報道の相手になった女優が嫌いになり、悪口を言いまくっていた。ところが彼は何度も色んな相手と報道されるものだから、正直な話、慣れてしまったのだ。しょうもない噂話にイライラする為のカロリーが勿体ないと気付いたのだ。

噂話には留まらず、ツーショット写真が出回った時もあった。そこまで来てしまえばもはや呆れていた。彼も人間だ。それなりの色恋はあって当然だ。そう思うようになった頃から、なんとなく二宮和也に対する恋心は薄れ、代わりに憧れが芽生えた。片思いの憧れではなく、尊敬の念だった。

元々、私は彼の演技や歌声、ダンスが好きでファンになった。私は彼の才能に惚れているのだ。彼は人間離れした才能を持ちながら、その人間臭さであらゆる人の懐に入る距離感の近さ、親しみやすさを兼ね備えている。私は彼のそういう所が好きでファンになったはずだ。

そもそも彼と恋人になれるなんて最初から思ってない。現実的に考えて無理なのは、多少脳みそが小さくても分かる話だ。だからこそ私は「同担拒否」という考え方が苦手で……ってこの話は長くなりそうなので切るとして。

 

私は二宮和也という人間が好きであると同時に、二宮和也というアイドルが好きだ。彼がアイドルでいるからこそ私は彼を応援できているし、この出会い方こそ運命であったと思っている。

この曲のあそこの歌い方が色気があって好き!とか、このドラマのあのシーンの目線の動かし方がリアリティあって最高!とか、そういう細かな「好き」を楽しんできた。「好き」と思ったところを声に出して叫んだり、ツイートして共感しあったりする。これが私の「好き」の昇華の仕方だった。

だからこそ、彼が活動休止までアイドルを全うしてくれさえすれば、私は文句は無いのだ。アイドルでいてくれている事が「好き」なのだから。

 

 

正直、アイドルは裏で何をやっていようが構わないと私は思っている。仕事さえ全力でやってくれさえすれば。勿論本人が幸せになれる道なら選んで欲しい。だけど「アイドルの幸せが自分の幸せ」にも、限度はある。

大きな仕事が決まったり、評価されて表彰を受けたり。そういう本人の誇らしいことはめちゃくちゃ幸せだ。でもそこに結婚も入るじゃん!とは言い難い。

確かに結婚は、人としての幸せの形のひとつではある。だけど何となく、アイドルという愛嬌やパフォーマンスを売りとする職業には多少なりとも影響する。例として、孤独な私生活を面白おかしく話してきた彼のパブリックイメージは大きく変わっていくだろう。

アイドルに限らず芸能人は「私生活と表舞台でのギャップ」というトークテーマをよく使う。煌びやかなイメージのあるタレントが「実は休日は灯りをつけずに生活してます」なんて話す場面はかなり多い。ぶっちゃけ多少話を盛っていてもその場が盛り上がればオッケーではあるが、既婚者だとそうはいかない。トークも才能の一つである二宮和也が今後どうやって私生活トークを進めていくのか、凄く気になる。個人的に今1番の不安は、彼が作り上げてきたパブリックイメージがどうなっていくのか、かもしれない。

 

 

お相手の事も少しだけ。

俗に言う「匂わせ」行為、あそこまでいやらしいと笑いの種にはなっていたが、まさか本当に入籍してしまうなんて思ってはいなかった。嵐ファンにはずる賢い悪女のイメージがついていると思う。世間の意見は色々だが、悪いイメージはやっぱり好ましくない。既に芸能界を離れているらしいので、出来れば注目を浴びないように穏やかに家庭を築いていって頂ければ、双方のイメージも保たれるだろうと思う。

貴女は才能溢れるトップスターの伴侶になったんだ。彼を1番近くで支えてあげて欲しい。彼の支えになりサポートしてあげることが、きっと貴女の役目なのだろう。日本中には彼の才能を望む人が多くいる。彼に救われた人が多くいる。そんな彼を癒してあげられるのはきっとファンじゃなくて、貴女だ。

彼に選ばれたんだ、全力で幸せになってくれなきゃこっちだって黙ってられない。悔しさはまだ残るけど、どうかお幸せに。私達の二宮和也を頼んだよ。

 

 

これから状況は変わっていくかもしれない、ファンも極力騒がないようにした方がいいだろう。ファンの過激な意見はタレントのイメージに直結する。心の整理がつかない人も多いと思うが、時間が解決するかもしれないから。今はその時を待つしかない。みんな大人しくしていよう。大丈夫、嵐は全うしてくれる人達だから。そう信じている。

 

 

 

私の初恋相手に、幸あれ。